多年生のオリザ・ペレニスで、南アフリカからインド、インドネシア、ニューギニア、南アメリカに及ぶ広い地域に分布する。

このうち、アジア型が栽培化され、一年生の栽培イネであるオリザ・サティバが生じたと考えられている。

インド東部を中心とする地域では、いまから4000~5000年以前に、すでにイネが栽培されていたといわれ、最近の研究では、原産地は中国南部の雲南からインド最東部のアッサムにかけての地域と推測されている。

一方、西アフリカのニジェール川中流地域からチャドに至る地域には、イネに近縁なアフリカイネが小規模ながら栽培されていて、オリザ・サティバと同じころか、あるいはもっと古くから栽培化されたとみられている。